老化とは

老化
細胞

私たちの体の中の細胞は様々な原因で細胞死を繰り返し起こします。
細胞は自己再生能力を持っているので、若いうちは老化現象は起きません。

しかし細胞の再生能力は回数に限界があります。そのため、年を重ねるにつれて細胞死を補う細胞再生ができなくなります。これが老化現象です。
細胞死を起こす有害な物質はいくつかありますが、その中には私たちの体の中で作られてしまうものもあります。それが活性酸素と呼ばれるものです。

活性酸素は私たちが呼吸をするときに取り込む空気中の酸素ガスから作られてしまうものです。
活性酸素は、細胞の中の遺伝子DNAを傷つけ、細胞の異常や細胞死を起こして老化を促進します。

細胞の中で作られる活性酸素には4種類の主要なものがあります。
過酸化水素(H2O2)、塩素系ラジカル(ClO・)、水酸化ラジカル(OH・)、窒素系ラジカル(ONOO・)などです。

抗酸化剤の老化防止について(アンチエイジング)

活性酸素を体内で取り除くことができれば、細胞死の回数が減り、『健やかな長寿』が実現できるはずです。
最近、老化をコントロールできる物質として注目されているのが抗酸化剤です。
抗酸化剤は、活性酸素の有害作用を抑えることができる物質です。

細胞を破壊する活性酸素

それぞれの活性酸素を抑える抗酸化剤には次のようなものがあります。

活性酸素を抑える抗酸化剤

動物から取り出せるイミダゾールジペプチド(アンセリン・カルノシン)は、
過酸化水素と塩素系ラジカルを抑制する、数少ない抗酸化剤です。

植物から取り出せるフェルラ酸・ビタミンEなどは水酸化ラジカルを抑制します。
果物に多く含まれているビタミンCは窒素系ラジカルを抑制します。
異なる活性酸素をすべて抑える抗酸化剤はありません。

理想的な抗酸化食品

活性酸素による細胞死を防止して老化をコントロールする目的で抗酸化剤を摂取する場合には、一種類の抗酸化剤を摂ることでは不十分です。
栄養素の摂取と同じように抗酸化剤もバランスよく摂取する必要があります。
三種類の抗酸化剤を摂取することができる食品が、理想的な抗酸化食品になります。
動物性食品の魚肉類、緑黄色野菜、穀物類、そして果物をまんべんなく摂ることが抗酸化剤もバランスよく摂取できて、『健やかな長寿』を実現することになります。

理想的な抗酸化食品の三つの成分